自費出版

 

 

 

 

 



<制作費用>
原稿があり、本の判型(大きさ)、ページ数、部数、製本の仕様(上製本or並製本)などが決まれば、おおよその見積もりを出すことができます。


<部数>
50部、100部、300部、500部など。それ以上も可。少部数でも固定費は同じようにかかりますので、部数が少ないほど一部あたりの単価は割高になります。


<原稿の入稿など>
原稿は、手書きを始め、ワープロやパソコンのデータでもOKです。データの場合はCD-ROMやUSBメモリなどの記録用メディアでいただくか、メールで送ってください。データでいただいた場合、手書き原稿より入力の手間が省けますので若干リーズナブルになります。


<契約および支払いについて>
 ページ数や判型・部数・製本方法など、本作りの仕様が決まり、原稿が揃い、組版を始める段階で契約を結びます。
 その時点で契約代金の約半額ほどを入金していただき、本が完成して納品する時点で残金をいただきます。
 書店での販売は基本的には行っておりません。但し、書籍JANコードの取得は可能(有料)です。
  又、ブレーン・オフィスの企画本として出版される本は、県内書店での販売をしています。

これまでに自費出版された本

 

 心の記憶 陸上人生   石塚征紀

陸上人生弱電メーカーの一つ『東京三洋電機』が、旧中島飛行機小泉工場跡に進出してきたのは昭和34年のこと。翌年、同社に入社した著者は、同社の陸上部をゼロから立ち上げていく。高校時代から陸上競技の中距離で注目されていた著者は、以降、県100キロ駅伝や青森~東京駅伝などに参加し、国体などへも県代表として出場。800mや1500mで成績を残し、同社陸上部を大きく育てた。
本書はそうした著者の陸上競技現役12年間にスポットを当て、オリンピックで盛り上がっていた陸上界の、あの輝かしい時代を振り返る。

2014年6月22日発行/A4判 並製/52頁/私家版


 人形使節 メリーちゃん物語   野村 豊

メリーちゃん物語1992年(平成4年)11月末日から12月初めにかけて、東毛学習文化センターで「太田市小・中学校所蔵品展」が開かれた。どの学校も昭和40年代に鉄筋校舎に立て替えられ、古い物は処分されてしまったのか、貴重なものは余りなかったが、幾つかの注目されるものはあった。なかでも異彩を放っていたのは韮川小学校から出展された「青い目の人形メリーちゃん」だった。人形は戦前、日米親交のあかしとして日本の小中学校にアメリカから贈られたもの。しかし戦中は鬼畜米英ということで、ほとんどの人形は処分されてしまった。ではなぜ韮川小に残ったのかーー。本書ではそのいきさつを、膨大な資料をあたりながら追跡していく。多少のフィクションはあるものの、あの、戦中・戦後の異常な時代が一体の人形を通して透けて見えてくる。

2014年7月8日発行/四六判 並製/160頁/私家版



 “べえ”の遺言  星野雅範   <付録CD(2枚組)著者による上州弁会話例>

べえの遺言昔ながらの有機農業を手掛けつつ、野菜の引き売りなど実践している若者が、同居する祖母のしゃべる上州弁を採録すること10年近く。
本書はその、いわば究極のフィールドワークの中から生まれた、珠玉の一冊です。その特徴はなんといっても、日々の暮らしの豊富なエピソードを通して“文化としての言葉の力”を指摘しているところです。
究極のフィールドワークがもたらしてきた必然的結果であり、それこそが別の言い方をすれば“べぇの力”なのだ、と言えます。
●星野雅範(ほしのまさのり)/昭和56(1981)年、群馬県太田市新井町に生まれる。 県立太田高校を経て東京理科大学基礎工学部生物工学科卒業。 20才頃から上州弁に興味を持ち始め、同居の祖父母らのことばを観察、練習し始める。

2011年7月12日発行/A5判並製/224頁/定価1543円(本体1429円)ISBN978-4-9900966-9-4


 ありがとう新井町見聞記    星野雅範

ありがとう新井町見聞記A4二段組み、230Pの内容は太田市のなかでも新井町に的を絞った昔の村の様子が、星野家の足跡を柱にしつつ克明に綴られている。
いわば、村史ということだろうが、著者は「あとがき」の中で“大字史”と位置づけている。
長年にわたるフィールドワークの成果が“未来への素敵な贈り物”になっている。(第12回日本自費出版文化賞入選)


2008年6月22日発行/A4判並製/248頁(私家版)


 木崎街道三方の辻で   佐藤重夫

木崎街道三方の辻で例幣使街道・木崎宿の旅籠には、大勢の飯盛女たちがいた。
宿の東はずれの三方の辻には彼女たちの信仰を集めた地蔵があり、いつしか色地蔵様と呼ばれるようになった。
佐藤家初代が、その三方の辻で油屋を開業したのが天保時代。本書では佐藤家の足跡と宿場町の盛衰とが絡み合い、スリリングなリアリティを伴って読む者の胸に迫ってくる。


2008年5月2日発行/A5判上製/208頁/定価2000円(私家版)


 都会に近い小さな町で 編集雑話   遠藤隆也

都会に近い小さな町で1976年から30年間、月刊誌として出版され続けた上州の地域誌『マイリトルタウン』の、巻末に綴られてきた『編集雑話』。
雑誌の巻末にはその月々の編集にまつわる雑感を書き散らした『編集雑話』が、二千字余りのボリュームで掲載されてきた。 本書に収録されている作品は、それらの『編集雑話』をもとにして、そこからエッセンスを紡ぎだし、ルポ風にリライトした作品が主になっている。後半の作品の幾つかはあらたに書き下ろしたものも挿入した。
従ってそこからは過ぎ去りし過去たちの幾つものエピソードが反響し合い、共鳴し合って、“一種のフーガのような趣で読む者の胸に迫ってくる”という趣向になっている。

2007年9月1日発行/四六判並製/定価1851円(本体1714円)
ISBN978-4-9900966-6-3


 ペットの診察室から   金子 茂

ペットの診察室から著者は前橋市で動物病院を開業して25年。ここには来院した飼い主の、ペットに対する深い愛情と懸命に生きるペットたちとの交流が綴られている。そこからは生きることの本当の姿や意味が透けて見えてきて、感動を呼ぶ。
●金子 茂 /昭和25年、前橋市に生まれる。 地元、細井小、南橘中、前橋高校を卒業。 昭和48年、北里大学獣医学科を卒業(獣医師)。 昭和53年、大学院修了(獣医学博士)後、4年間母校にて教師生活(獣医生理学)を送る(任助手、専講師)。愛知県にて小動物研修を経て、前橋市にて金子動物病院を開業して現在に至る。

2007年4月19日発行/四六判並製/176頁/定価1234円(本体1143円)
ISBN978-4-9900966-5-6


 散りぬるを     小久保 卿

散りぬるを花の美しさは刹那的であるがために、永遠の美しさに充ちている。一瞬の美しさの極致と言ってもいい。しかしすぐに花は萎え、朽ち果 ててしまう。人の生も又同じだ。著者の目は、花の、その朽ちる姿に人の老いを重ねて、尚、美の極致を追及しようとしている。
●小久保卿(こくぼきょう)/1934年、群馬県新田郡薮塚本町に生まれる。59年、一葉式いけ花家元、粕谷明光に師事。60年、いけ花美術展コンクール(新造型部門)入賞。65年、いけ花日本展コンクール(植物)入賞。66年、技能賞。68年、帝国華道院いけ花コンクール 賛助出品 いけ花百傑展(西武池袋)。73年、米国テキサス州ダラス市名誉市民証授与。75年、主婦の友社 いけ花年鑑記載。76年、一葉賞。79年、主婦の友社 いけ花文化史 近代いけ花の発展 作品掲載。80年、珈琲館『花茶房』開店・経営。87年、功労賞。

2007年1月1日発行/四六判並製/256頁 /定価:本体1500円+税



 以呂波仁保   小久保 卿

以呂波仁保いけ花の世界において、第一線で活躍してきた著者の、初エッセイ集。十余年に渡って書き綴ってきた植物についての記述は、花の色や形など、その世界に生きてきた人ならではのこだわりや美意識、感性などが語られ、読む人をまるで花に囲まれていくように惹き込んでいく。なかでも色についての記述“花いろ”の微妙な色合いに関しての表現は独自の美的世界を構築していて魅了される。儚い花の命と、人の命との対比が強く残る「ノウゼンカズラ」。幻想的シーンが作品世界をグッと拡げて、読書の楽しさを満喫させてくれる「白木蓮」。収録された四十数編がそれぞれ珠玉 の作品となっており、花好きの人には是非手元に置きたい一冊となっている。

2000年3月末日発行/四六判並製/224頁/定価1200円



 花との出会い 人との出逢い     高橋広子 編・著

花との出会い人との出逢い野草観察グループ『せつぶん草の会』の12年間に及んだ足跡は、地元太田市を始め近隣市町村は言うに及ばず県内外に及んでいる。
野に咲く小さな花を訪ねる旅は、又、野草の詳細な観察を通して身近な自然を再発見することにも通じていて、さわやかな感動を呼ぶ。

2006年2月2日発行/A5判並製/128頁/定価1000円


 続人里の猛禽  伊久間昭男

続人里の猛禽著者の目に映る猛禽類たちの姿は 生きる厳しさに満ちていて・・・
伊勢崎市今泉町近くの公園に営巣した小型の猛禽「ツミ」についての観察記録からルポは始まる。
著者の目に映る猛禽類たちの姿は生きる厳しさに満ちている。特にヒナの巣立ちを見守る著者の目が優しく、読む者の心を打つ。

2005年12月28日発行/四六判並製/80頁/定価800円


 人里の猛禽  伊久間昭男

人里の猛禽東毛地域に棲む猛禽をフィールドワーク。秋から冬の間、県内に渡ってくる冬鳥としてみられていたハヤブサが、どうやら県内のどこかで繁殖しているらしい。オオタカについては、金山で遭遇したのをきっかけに、東毛地域の各地で目撃した話が語られる。

2004年4月17日発行/四六判並製/80頁/定価800円